アニメ 現実主義勇者の王国再建記 5話と6話感想(原作ネタバレあり)

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5話と6話をまとめて更新

小説、漫画、アニメでは見せ方が違うと思うので、小説基準でアニメ5~6話の気になったところを書く。
以下、ネタバレ有りの感想

良かったところ

ゼルリンうどんが出来上がる工程(5話)
漫画や小説だと動きがないの分かりづらかったので。
マルクスの宰相辞任(5話)
原作や漫画だと「飛竜に飛び方を教えろというのですか」の一言で片付けられ、ハクヤの優秀さを際立てさせるためのギャグっぽいシーンかつサラッと行くところを、きちんとやったのは良いと思う。が、あの一言残してほしかったのと、この辞任のシーンを丁寧にやる(というよりソーマのマルクスに対する労いの言葉の追加)のなら何故今までマルクスを原作よりも能力下げた描写にしたのかの疑問は残る。
メイドのセリィナ(5話と6話)
安定のセリィナ。スタッフにセリィナ好きがいるのだろうか。おまけアニメとかで原作完全準拠のセリィナが見たいものである。
休日シーンの順番入れ替え
原作、漫画では散歩→昼寝→カフェ→帰城だったのが、散歩→カフェ→昼寝→帰城に変更。昼寝シーンでアイーシャが寝ている理由付(お腹いっぱい)と尺を短くするのには良い変更だと思う。
カエデ・フォキシア全般(6話)
聡明さがあり、弱さと強さが同居している感じとハルバートが好きなところが演技で表現できていたかなと。

今後の展開次第では?なところ

ソーマの都市政策解説がごっそり無かったこと(5話と6話)
5話の散歩(という名の現地視察)でやらなかったので、6話でカエデがハルバートに説得する際の説明ゼリフでやると思っていた。が、それも無かったので。
ハルバートが賢く(丸く)なったところ
ソーマの存在ににも他人に言われなくても気づいていた。あと、ソーマと言い合いにならず単に説得されるだけになっていた(尺の都合か表現規制に引っかかるか?)ので、ハルバートがグレイブにボコボコにされるにしては可哀想な気がした。原作の方は、カエデがグレイヴに報告するときにマイルドにしたという解釈ができないことは無いけども。脳筋(というか熱いハートを持った)のままでもいいのではと思う。
ソーマとグレイヴの重要な話のシーン(6話)
おそらくアニメ化範囲内(というより作品全体)でも最重要シーンの1つなので、アイーシャを部屋の外に立たせて人払い描写をしっかりやったことは良い。ただ、リーシアが同席していないことを明確にしたことが今後の話の展開にどう影響するのかは気になる。

次週期待するところ


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都市政策解説
次回予告見る限りだと、OP前か、ヴェネティノヴァに行く前のAパート終わりで説明するのかな。
武蔵坊やくんの冒険
これに尺を割くのかという感じもあるが、やっておかないと第8話以降が謎展開になるので。(分割2クールでやることが確定しているのだろうか?)
ヴェネティノヴァ
老人のシーンは確定として、今週終わりの「仲睦まじい若い男女の~」が見れるのか、次次週なのか。