アニメ 現実主義勇者の王国再建記 3話感想(原作ネタバレあり)

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話数が進むにつれて面白くなっている印象。

小説、漫画、アニメでは見せ方が違うと思うので、小説基準でアニメ3話の気になったところを書く。
以下、ネタバレ有りの感想

良かったところ

リーシアのモノローグ
先週は心配だった部分。原作ではソーマへの想いを綿花畑で描いていたが、アニメ版では人材集めの表彰式の朝に変更。原作既読の身からすると、今後の展開に違和感が無くなることに安心。
表彰順の入れ替え
原作ではアイーシャ→ハクヤ→ジュナ→トモエ→ポンチョだったのをアイーシャ→ジュナ→ポンチョ→ハクヤ→トモエに変更。放送時間の都合と、先週のハクヤの自信がありそうな描写を考えるとこの順番でも違和感がない。
ジュナの歌う曲
原作のがんばらんば(さだまさし)から、Give a Reason(林原めぐみ)に変更。ジュナの歌唱力は原作では(ソーマ評価として)鮎川麻弥森口博子薬師丸ひろ子が合うとのことなので、ハードルが上がりまくっている中、監督つながりがあるとはいえ、林原めぐみさんの曲を選び、それに応えている上田麗奈さんもすごいと思う。以下は試聴動画

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ポンチョに姓を送るところ
ご本人の了承を取れたようで安心した。

今後の展開次第では?なところ

アイーシャの直訴内容
原作では、他種族がダークエルフの森に侵入し植物や狩猟を実施するのでダークエルフが飢えるのでなんとかして欲しいとの訴えからのアイーシャとの会話で間伐の話になり、アイーシャがアニメで訴えていた問題をアイーシャが言う前にソーマが指摘する→感銘を受けたアイーシャが忠誠を誓うという流れだったので、アニメの流れだと忠誠を誓う理由が唐突な印象。が、おそらく今後の展開に影響は少ないので問題はないかな。
ハクヤが自薦するシーン
原作だと、マルクスが力量を見極める流れなんだけど、アニメは直接ソーマが見極める流れに変更。個人的にはアニメでのマルクスの低評価っぷりが残念な感じであるのと、ソーマがマルクスを採用し続けることに違和感が起きないか心配になる。
表彰式で1話使い切ったところ
丁寧に描いてくれたのはありがたいが、ペース配分が大丈夫か心配になる。

次週期待するところ

トモエがソーマに進言したことへの対応
原作で今伏線の回収をしようとしていることなので。1期で終わるのなら、サクッといけば良し。2期以降もあるのなら真面目に描かないといけないのでどうするのかなと。
王様のブリンチ
今週無かったので。サクッといけばAパートでこれをやるのかなとは思う。食材描写が気になる。
パルナムの休日
ソーマの政策の成果や世界観が分かるので期待