アニメ 現実主義勇者の王国再建記 19話及び20話の感想

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19話と20話を見た。
以下、19話と20話の感想をアニメ、原作ネタバレありで。

19話と20話の感想

良かったところ

(よく分からないことに対する)ソーマとリーシア等の現地世界の人の感覚の違いの表現(19話)
原作や漫画では現地世界の人の「よく分からないことは魔法」って感覚をジーニャに説明させていたんだけど、ダンジョンの材質を気にするソーマとリーシアの会話で表現しているのは良かった。
カース鉱石(19話)
電気工学を学んでいた人間としては、使用したいエネルギーを直接貯蔵・開放できるのは現代世界を超えている印象。
ススムくんマークⅤ(19話)
原作や漫画版では初期型の丸い感じだったけど、アニメ版では縦長バージョン。もう少し海竜類からススムくんマークⅤに置き換わるメリットの説明(海竜類は1隻あたり3体コントロールするのが限度とか)があっても良かったかも。
メカドラ(20話)
メカドラが動くところとそれを見てジーニャがはしゃぐところが良かった。原作は後で攻撃手段がついて、兵器として使われることになります。

今後の展開次第では?なところ

アミドニアの状況報告描写と論功行賞授与式も含めたジュナの同席(20話)
原作ではソーマが女皇マリアとの初会談で、マリアへの説明として書いてあったことなので、客観的に視点から時系列に沿って表現しているのはいいと思う。ハクヤが状況報告する場面やコルベールとヘルマンへの論功行賞授与式にジュナが同席してのは黒猫部隊だけでなく、海兵隊も動かしていたということか?(原作だと18話以降このあたりまでジュナは海兵隊を離れる手続き中のはずなので、動けないイメージを持っていた)。

アニメ版で残念なところ

ルドウィンに関する噂のカット(19話)
その噂(旧禁軍のトップであり、新王国軍のNo.2のルドウィンがいつも王宮の食堂で一般兵士と同じものを食べている)がルドウィンとジーニャの関係性の理由となるんだけど、時間の関係でカットされたのは残念。
ソーマとリーシアのいちゃつくシーンのカット(19話)
原作では森に着陸してから、ダンジョン入口まで原作だとソーマとリーシアのいちゃつくシーンがあったんだけどカットされたのは残念。
トモエちゃんの出番のカット(20話)
トモエちゃんの母親(王城に住み込みで、保育士的な仕事についている)と弟のロウくん初登場だったのだけど、母親のセリフは原作ではトモエちゃんのセリフだったと思う。変更した理由は尺と演出変更(セリーナが18禁セリフを言っている間にロウたちをスムーズに移動させるところ)の都合だと思うが残念。
カルラの出番の削減と、それに伴うセリーナの魅力減(20話)
時間の都合でムチの説明セリフ(の面白い部分)がカットされたせいでセリーナの恐ろしさ魅力が減ったのと、原作イラストよりスカート丈が微妙に長いせいか、メイド服姿が思ったより似合っていたところが残念である。

21話の見どころ


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ロロアが嫁ぐことに対するゴタゴタ
原作にはいなかった、ジュナが追加されたことでどうなるか。
ソーマとマリアの初会談
次回予告には一切出てないけど、原作ではマリアに説明する部分なので、アバンとエンディング前には出てきそう。