レベルE 第4話見た。

愛知県は今日放送でした。今回は食人鬼編。
個人的には、先週より上手に改変してあって、原作より面白かった。

始まりは林間学校での一人の少女の失踪事件。
悲しみにくれる同級生達の中に、底知れぬ恐怖に怯える少年たちがいた。
彼らは見てしまった・・・同級生が喰われる無残な姿を・・・・・・。
その後、一人・・・また一人と彼らの仲間が消えていく・・・・・・。
「次は自分の番かもしれない・・・・・・」彼らに迫る闇が心を蝕んでゆく。
残された者たちが救いを求め、訪れたのは歓楽街にある精神病院。
そこで出会ったのは、謎の精神科医・夢野九四郎だった。
彼から語られた受け入れがたい真実。
闇に囚われた彼らを待つ衝撃の結末とは・・・・・・。
テレ東の公式サイトより

以下、ネタバレ
大オチはバカ王子達が宇宙人の存在を地球人の認知させるために創作したケータイ用のサウンドノベルゲーム(ひぐらしのなく頃にシリーズとか、かまいたちの夜みたいなの)に変更されてた(原作は読み切りマンガ)。

オチを先に書いたのは、そのゲームのストーリーが良く出来ていて、「創作オチ」にする必要がないくらいだから。
そして、わざわざ落とすところが、レベルEクオリティ。


犯人は、男性が女性を食べることで子孫を残していくタイプの宇宙人(コンウェル星人)。
でもその食べる対象となる女性は、誰でもいいというわけではなく恋愛感情を持った人という制約付き。
当然食べることに葛藤を持つ男性も存在するわけで、性欲を抑える薬まで存在し、その薬の使用についての倫理観・宗教観の対立から戦争が起きて、星が爆発。で、地球に親子3人で逃げてきた。


という内容のことを、催眠術をかけられた犯人の弟がナレーションで語られている間の映像表現が良かった。
犯人が女性とファミレスデートしている。犯人はその女性を食べたくなるが、好きだから食べたくない。
我慢するために気を紛らわそうと、カレーを口の中に掻きこむんだけど、やっぱり我慢できなくて、泣きながらファミレスを飛び出す。
追いかけてきた女性を見たとたん、我慢できずに食べてしまう。
というところが、切なかった。

原作では見開き2ページで文字で淡々と語られるだけなので、いい改変だったと思う。原作よりアニメのほうが感情移入しやすかった。
冒頭の食人シーンがカットされたのが残念だが、尺と規制の都合上しょうがない。


来週からは原色戦隊カラーレンジャー編。おそらく一番人気のエピソードであり、単純で比較的明るい話でもあり、原作中唯一アニメ化しやすい話。
下手なカットと、よっぽどの改悪がなければ大丈夫な話なので期待。