曲を知らないけど、演奏会の選曲をやらないといけない場合にどうしたらいいか?
所属する吹奏楽団の選曲委員に、2年ぶりに復帰した。
木管からもう一人出て欲しいと言われて他にやる人がいなかったらしいのと、ここ1年の選曲がベークラに優しくないと感じたので参加することにしたのです。
今回の選曲はスムーズで、11月から始めて4回の会議でアンコールまで含めて全部決まった。普通は6回かかってアンコール以外がなんとか決まるが、ひっくり返ってもう1〜2回かかったりするんだけど。
しかし、選曲委員はやり手がなかなかいない。本当は各パート一人ずつというのが理想的だけど、学生の吹奏楽部ならともかく、市民バンド・職場バンドではそうはいかない。かといって公募してもなかなか集まらない。自分も頼まれてなかったらやるつもりはなかった。
選曲委員をやりたくない理由は、
- 曲を知らないから
- 曲を調べる時間がない
- 好きな曲とか吹くことが決まった曲ならともかく、好きでもない曲を聴かなければいけないのは苦痛。
- その他
になるのだろうか(ここ2年、選曲委員を離れていたのは理由3が半分と、他の人にもやって欲しいというのが半分)。
理由3,4はともかく理由1,2はインターネットの力を借りればある程度は解決できたりする。自分用の備忘録も兼ねてメモ。
〇〇年/〇〇周年をキーワードにwikipediaと検索エンジンで探す。
この探し方のメリットは、
- 曲のジャンルが広く、片寄らない
- 個人の好みに依存せず、機械的に探せる
- 数字で他の人を説得しやすい
ことです。
デメリットは
- どうしても1年以上は古い曲になる
ことか。
とはいうものの、自分の好き嫌いに依存せず曲を提案でき、説得力があることは大きな魅力。
- 今年は2011年。例えば、30年前の1981年を探してみる。1981年(wikipedia)
- 1981年の映画の項を見ると、レイダース/失われたアーク《聖櫃》と書いてある。
そうしたら、インディー・ジョーンズ 吹奏楽で検索エンジンで探す。google:インディー・ジョーンズ 吹奏楽
検索結果↓
のように、レイダース・マーチ以外にもメドレーがあることを知ることができ、さらになぜか音源まで見つかってしまうという。
応用としては、
- 生誕/没後〇〇年の作曲家
- デビュー〇〇周年の歌手
- 放送開始〇〇周年のテレビ番組
- 発売〇〇周年のゲーム・音楽
とか。
グレードと時間で探す。
ラストでやる曲や、1曲目はあっさり決まるけど、間の曲が決まらないときや、打ち合わせで演奏時間とグレードが指定されているときに役に立つ。
- 演奏時間の指定
- 曲の難易度
でプログラムのバランスを整えたい時に役に立つ。
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音源がなければ検索エンジンで探せば見つかるかもしれないし。