最終兵器彼女 Another love song mission 1 & 2

最終兵器彼女 Another love song mission 1 通常版 [DVD]

最終兵器彼女 Another love song mission 1 通常版 [DVD]

テレビで見て面白かったのと、4年前に最終兵器彼女 スペシャルヴァリューBOX [DVD]を買ったときに欲しいと思っていたが、1本4000円はちょっと高いなと。
それぞれ新品が1000円で売られていたので購入。札幌と熊本から届いた。ネットの力は偉大だ。
しかも初回特典のステッカー付きでラッキー。
結論からいうと、話も面白く、買ってよかった。

最終兵器のプロトタイプで、ちせの上官である、ミズキ中佐の物語。そして、本編を補完する内容となっている。
防衛大学校を首席で卒業するも、幹部候補生とはならず現場で戦うことを志願。多くの部下に慕われていた。

戦闘により、部下を全員失い、自身も片足を失ったが、戦場へ戻るため最終兵器になることを選んだ。

しかし、自分の意志とは関係なく、しかしミズキより優秀な最終兵器であるちせの出現により、ミズキの葛藤が始まる。
というのがあらすじ。以下ネタバレ。
ちせが最終兵器に選ばれたのは、軍には適格者がおらず、一般人でもちせしか、いなかったこと。
ちせがいない間にテツ隊がテツを除いて、全滅したとき、テツを守ったのはミズキだったこと。
イトウ曹長が壊れていく過程。
薬が最後に1週間分カワハラさんが持っていた理由
等、原作やアニメだと謎だった部分が、いろいろ補完されていた。

mission 1 ではちせに厳しいというか、存在を認めること自体を嫌がっていたミズキが、ちせの思念波を受け取るに連れて、軍人から女性らしい表情を見せるようになり、mission 2では、ちせに一人の人間として生きるように説くまでに変わっていく。

ミズキも男性にはモテていたので(テツとイトウ曹長だが)、ミズキも一人の人間として生きる選択も出来たのではと思った。