さあ、シンプルに生きよう! 4冊目

さあ、シンプルに生きよう!

さあ、シンプルに生きよう!

著者がマーカス・バッキンガム氏なので、何も考えずに即購入。
女性が幸福に生きるためにどうしたらいいかというテーマで、著者らしく強みに着目して書いてあります。
主張自体は最高の成果を生み出す 6つのステップ「興味」と「成功」の法則 “ほんとうのあなた”を仕事に活かそう! (DVD付)から変わらず、

  1. 自分を弱くする活動をやめて
  2. 自分を強くする活動を始める

なんだけど、モデルケースが全員女性(当然、家事と仕事を両立させた)なことと、言い回しが柔らかくなっていて読みやすくなっていることが特徴。
また、強みを見つけるためのツールが洗練されていて、前著のrememoTMよりシンプルになっていたり、strengthsfinderより簡単なストロングライフ・テストが登場。
strengthsfinderは120問の質問に答えることで、34の才能のうち上位5つを教えてくれるものだったが、
ストロングライフ・テストは、自分自身の様々な長所を統合して、人生の主要役割と補助役割を明らかにするものである。
質問の数も23問で、webアクセス不要なので気軽に受けれるのも良い。

紹介されている人生の役割は全部で9種類。

  1. 相談役(アドバイザー/的確かつ有益な、するどい「アドバイス」ができる人)
  2. 世話役(ケアテイカー/面倒見が良く、まんべんなく周囲に気配りできる人)
  3. 顔つなぎ役(ウィーバー/幅広いネットワークを持ち、人と人を結びつけられる人)
  4. 創造者(クリエイター/誰にも真似できないクリエイティブな発想ができる人)
  5. 調整者(イコライザー/正義を尊び、公平なジャッジができる人)
  6. 影響者(インフルエンサー/カリスマ性があり、思いどおりに人を動かすことができる人)
  7. 扇動者(モチベーター/人を元気づけて、やる気を引きだしてあげられる人)
  8. 開拓者(パイオニア/リスクを恐れず、新しい分野を開拓できる人)
  9. 教師(ティーチャー/教え上手で、どんなことでも「学びの場」に変えられる人)

自分の主要役割は「創造者」、補助役割は「開拓者」。あんまりその役割は発揮出来ていないかな?
マーカス・バッキンガム入門としては、最適な本。女性だけではなく男性にもおすすめ。