さあ、シンプルに生きよう! 4冊目
- 作者: マーカス・バッキンガム,中村佐千江
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2011/07/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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女性が幸福に生きるためにどうしたらいいかというテーマで、著者らしく強みに着目して書いてあります。
主張自体は最高の成果を生み出す 6つのステップや「興味」と「成功」の法則 “ほんとうのあなた”を仕事に活かそう! (DVD付)から変わらず、
- 自分を弱くする活動をやめて
- 自分を強くする活動を始める
なんだけど、モデルケースが全員女性(当然、家事と仕事を両立させた)なことと、言い回しが柔らかくなっていて読みやすくなっていることが特徴。
また、強みを見つけるためのツールが洗練されていて、前著のrememoTMよりシンプルになっていたり、strengthsfinderより簡単なストロングライフ・テストが登場。
strengthsfinderは120問の質問に答えることで、34の才能のうち上位5つを教えてくれるものだったが、
ストロングライフ・テストは、自分自身の様々な長所を統合して、人生の主要役割と補助役割を明らかにするものである。
質問の数も23問で、webアクセス不要なので気軽に受けれるのも良い。
紹介されている人生の役割は全部で9種類。
- 相談役(アドバイザー/的確かつ有益な、するどい「アドバイス」ができる人)
- 世話役(ケアテイカー/面倒見が良く、まんべんなく周囲に気配りできる人)
- 顔つなぎ役(ウィーバー/幅広いネットワークを持ち、人と人を結びつけられる人)
- 創造者(クリエイター/誰にも真似できないクリエイティブな発想ができる人)
- 調整者(イコライザー/正義を尊び、公平なジャッジができる人)
- 影響者(インフルエンサー/カリスマ性があり、思いどおりに人を動かすことができる人)
- 扇動者(モチベーター/人を元気づけて、やる気を引きだしてあげられる人)
- 開拓者(パイオニア/リスクを恐れず、新しい分野を開拓できる人)
- 教師(ティーチャー/教え上手で、どんなことでも「学びの場」に変えられる人)
自分の主要役割は「創造者」、補助役割は「開拓者」。あんまりその役割は発揮出来ていないかな?
マーカス・バッキンガム入門としては、最適な本。女性だけではなく男性にもおすすめ。