ザ・フォロワーシップ―上司を動かす賢い部下の教科書 68冊目

ザ・フォロワーシップ―上司を動かす賢い部下の教科書

ザ・フォロワーシップ―上司を動かす賢い部下の教科書

この本を読んで、もやもや悩んでいたことがすっきりして、自分がやろうとしていることは間違っていないと思えた。少なくとも、イライラしなくなった。
あとは、胃痛が治まれば・・・。


で、
リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとはが現場の人の視点で書いたの実践書なのに対して、こちらはコンサルタントが書いた「専門書」の趣き。

日本で売るために題名を変更していると思うが、
原著では

"The Courageous Follower: Standing up to & for our leaders"

「勇敢な」フォロワー(=リーダーを支える人)の姿を描いていて、「教科書」とは言えないほど内容はとても濃い。
内容に対して邦題名が負けてしまっているぐらい、充実している。

目次は

序章
強いリーダーを育てる力
第1章
リーダーとフォロワーの関係
第2章
責任を負う
第3章
リーダーに仕える
第4章
異議を申し立てる
第5章
変革に関わる
第6章
道義的な行動を起こす
第7章
フォロワーに耳を傾ける

となっており、
リーダーを献身的に支えることだけでなく、
異議を申し立てることから、フォロワー側から組織に変革を起こすこと、
6章ではリーダー(=組織)から離れることまで、単純なノウハウだけではなく、心理的なものや、人間関係まで分析して解説してある。

第2章のフォロワーの4つのタイプ

批判 支援
パートナー
実行者
個人主義
従属者

自分はパートナーでありたいが、個人主義者にはなってないか注意しようと思う。

というか、この本の内容を要約のは難しい。けど素晴らしい内容。お勧めです。

リーダーと信頼しあえる関係を築き、真っ当で、充実した仕事人生を送るための実践ガイド!
「トンデモ上司に悩むあなたの特効薬はフォロワーシップです。私も会社員時代に知っていたらもっと楽だったのに! 会社員必読です」 ――勝間和代氏推薦!

帯のメッセージ、軽いな〜。