これは、今年一番のビジネス本かも。「即戦力の人心術」
- 作者: マイケルアブラショフ,Michael Abrashoff,吉越浩一郎
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2008/09
- メディア: 単行本
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翻訳が尊敬している日本人リーダーの1人である吉越氏というところも決め手。
これはいい本。理想のリーダー(&マネージャー)像がここにある。
帯の「こんなに泣けるビジネス書は読んだことがない」には偽りないと思います。
以下、引用
「もし、このことが明日の『ワシントン・ポスト』の一面に載って全米中に知られることになったら、それを誇りに思うだろうか、それとも、恥ずべきことだと思うだろうか?」
行動に迷ったら・・・自分だと「中日新聞」の一面なんだろう。
私は目標を明確にし、それを行うだけの時間と設備を与え、部下がそれを正しく行うための適切な訓練を受けていることを確認しない限り、もう二度と命令を出すことはしないようにしようと、心に誓った。
これは、自分も実際に味わった今年一番の教訓。やはり、実力以上のお願いをしてはいけないのだと。そして、それ以上に問題なのは、訓練を指導するべき人がやってくれないことだ。
で、自分がやろうと努力して、手応えが少しずつあったのに、その人は近く別の部署へ異動予定・・・。オレの成長する機会も奪うのかってもう少し早く結果を出せばよかったのかな〜?
誰かの水準を引き下げることを目標とするべきではなく、それ以外の者たちをできるだけ高くまでひきあげるようにすべきなのだ。
ずっと考えているんだけど、なかなか難しい。