アニメ 現実主義勇者の王国再建記 9話感想(原作ネタバレあり)

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9話を見た。

小説、漫画、アニメでは見せ方が違うと思うので、小説基準でアニメ9話の気になったところを書く。
以下、ネタバレ有りの感想

良かったところ

ジュナさんの子守唄
歌詞は原作通りだが、やはり曲が付くと違う。公式から試聴音源が公開されていた。

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三公との会談前のリーシアとの会話
詳細は次週以降だと思うが、会話があったという事実が大事。原作では、6話のソーマとグレイヴの密談のシーンにリーシアも同席していたのを変更しているので、その補足だと思う。
カルラ
演技や声のイメージがピッタリだったと思う。2期3期と続くことがあれば、一番演じるのが難しい役柄の1つだと思うので、期待。
ロロアとガイウス・ユリウスの距離感描写
ガイウスとユリウスがカーマイン公からの手紙を受け取ったシーンには、原作ではロロアもいたが、アニメでは銀の鹿の店にいることに。親子・兄妹で考え方が違うことを映像で表現するには良い方法だと思う。
三公とソーマのやりとり
今後のネタバレ分かっていても、面白い。ほぼ原作通りとはいえ、セリフが良く練られているなと。

アニメ版での矛盾点と端折って残念なところ

今後回収しない、できないであろうと思われる疑問点を書く

ジュナさんが自分の意志でソーマの政務室兼寝室に訪れたと解釈できる描写になっていること
原作や漫画版では、「リーシアがジュナさんがに励ますように依頼する」シーンがあり、リーシアが将来の王妃としてソーマを支える決意の描写の1つになっているのだけど、依頼のシーンがない。ソーマの体調が心配で、訪ねるにしても、「自分の意思で」と「婚約者の依頼で」ではこのシーンやジュナに対するの印象が結構変わると思うので。(次週補完する余裕は無さそう)
三公との会談にアイーシャ、ポンチョ、トモエが同席していたこと
原作では、ソーマ側はソーマとリーシアのみで、他の人は部屋の外で待機という感じ。宰相のハクヤの同席はあり得るとしても、アイーシャは部屋の外のドア前で警備で、ポンチョとトモエは部屋外で待機が自然かなと。6話のソーマとグレイヴの密談シーンの変更が良かっただけに残念な印象。

今後の展開次第では?なところ

リーシアの断髪シーン
原作では「リーシアにとっては、①カーマイン公は両親と同じくらい大切な人であること、②ソーマはそれ以上に大事でソーマを守るために、3公だけでなく両親を敵に回す覚悟がある」上で、王家の血筋を受け継ぐ者としてソーマと共に歩むことを決断し、カーマイン公との決別を示すシーンなので、②は少ないとはいえ恋愛描写があったにしても、①描写一切無しで断髪シーンをやっても、アニメが初見の人にはそれが伝わるかなと。次週に補完されるかな。
前王がソーマに王位を譲ったことについて
バルガス公の疑問とそれに対するソーマやリーシアのセリフも原作通りなんだけど、リーシアのセリフくらい考えられる人なら、アニメ版の第1話みたいな王様描写にならないと思うのは自分だけだろうか。アニメ版でネタバレする話までやったとして、それに説得力が出るかが疑問である。
残りの話数でどこまでいくのか
次回予告から見積もると、恐らく、VSバルガス公・カーマイン公戦は1.5話程度、VSアミドニア公国戦を1.5~2話程度と予想。2巻が終わるまでかな。「小説4巻まで映像化する」前提で、2期決定していてこのペースならいいけど、そうでないならどういうふうに着地するのかが気になる。

次週期待するところ


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リーシア
先週も書いたけど、断髪シーンを補完してほしいと。アニメでは敢えて直接的に描いていない、ソーマへの本気度と将来の妃としての覚悟がどのように表現されるか。
バルガス公戦
ソーマが直接(直接じゃない)戦闘を行うバルガス公戦がどのように表現されるか。
ポンチョとトモエの活躍
このタイミングで開戦を決断できるのは2人の活躍があったからなんだけど、説明レベルでもその描写があるかどうか。