アニメ 現実主義勇者の王国再建記 8話感想(原作ネタバレあり)
8話を見た。話の展開が急に早くなった。
小説、漫画、アニメでは見せ方が違うと思うので、小説基準でアニメ8話の気になったところを書く。
以下、ネタバレ有りの感想
良かったところ
- 政策の進捗状況が原作小説より遅いことが明言されたこと
- カエデのセリフの原作からの変更から、食料自給率の回復はこれからということが分かった(原作ではこの時点でほぼ解消となっている)。あと、最後のソーマのセリフから、食料自給率と三公の問題以外は手が付いてないことが分かった(原作では衛生問題等他の政策も進んでいる)。2話を見たときも思っていたが、ソーマの召喚時点で原作よりアニメのほうが国の状況が酷かったのは確定かな。
- 伝書クイの説明の追加
- クイの説明での、ソーマとカエデのやりとりがあることで、最後のセリフの長距離通信手段の整備の遅れの反省に深みが増していると思う。
- 話の展開ペース
- このくらいのペースで過去の話もやってもいいのではと思った。
アニメ版での矛盾点と端折って残念なところ
今後回収しない、できないであろうと思われる疑問点を書く(13話の半分以上過ぎたので増えていくと思う)
- リーシアのパルナムへ戻る手段と、ソーマの神護の森への交通手段
- 原作では、ソーマとアイーシャは禁軍と一緒にライノサウルスで神護の森へ輸送されていたのだけど、アニメだと馬車移動。そうするとアニメではリーシアは何でパルナムへ戻ったのか?原作では直接の描写は無いが馬車で戻ったと考えれば自然だけど。ソーマとリーシアの護衛勤務に当たっていた禁軍兵の一人の馬を借りたのか?
- カエデとハルの昼寝~膝枕のくだりのカット
- 原作をきっちりやらなくても、漫画版くらいのやりとりはあっても面白かったと思う。
今後の展開次第では?なところ
次週期待するところ
- リーシア
- アニメでは敢えて直接的に描いていない、ソーマへの本気度と将来の妃としての覚悟がどのように表現されるか。
- 三公とソーマのやりとり
- 最重要シーンその2(その1はハルの父との密会シーン)。これをちゃんとやらないと色々おかしくなるので。