モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか 32冊目

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

報酬と懲罰等の外的な要因ででモチベーションを保つ/やる気を出させるのではなく(本書ではモチベーション2.0と呼ぶ)、

  1. 自律
  2. 熟達
  3. 目的

の内的な報酬でモチベーションを保つ/やる気を出すことをモチベーション3.0と名付けている。
そして、内的な報酬で動く人をタイプI、外的な報酬で動く人をタイプXと名づけ、タイプIになろうと言っている。
もちろん外的な報酬が全て駄目と言っているわけではなく、「つまらない」作業には有効だとも語っている。

というか、子供の頃とか、趣味のことなら結果として当たり前のことなのに、何故できないのだろうか?
って仕事自体が会社に務めている限り外的な報酬で動かざるをえない。興味がないことはやっぱり難しい。

一番印象的だったのは

懸命な努力の重要性は理解されやすいが、目標を変えずにたゆまず時間をかけて努力を続けることの重要性は、あまり認められていない

演奏会のために、曲の練習を頑張ることよりも、いい音を出すためにやる基礎的な練習をコツコツとやることが評価されにくいのと同じかな。