市川崑のタイポグラフィ 「犬神家の一族」の明朝体研究 38冊目

市川崑のタイポグラフィ 「犬神家の一族」の明朝体研究

市川崑のタイポグラフィ 「犬神家の一族」の明朝体研究


2年前Helveticaに興味を持って以来、フォントの使い方には気を使っているのですが、使いやすいものが多いというのもあり、ゴシック体/サンセリフ体をどうしても多用してしまって、明朝体/セリフ体って使うのが難しいと思っていたところに知ったのがこの本。

日本における明朝体表現のパイオニアであり、新世紀エヴァンゲリオン古畑任三郎資生堂TSUBAKI」を初め多くのオマージュを生んだ市川崑監督の映画で使われた字体とテクニックを研究した本である。

日本におけるタイポグラフィの歴史も分かり興味深く読んだ。使いどころは難しいけどなんとなくヒントは掴んだような気がする。実践で投入してみようと思う・・・できるかな?

ということで、この本に敬意を表して感想も明朝体で書いてみた。