MOON―昴ソリチュードスタンディング― 6 YOUNG GUNS〜若い力たち〜

ヴァルナ国際バレエコンクールの二次予選で、

エネルギーを、外へ発散するのではなく、自分の中心に貯めこむ踊りをし
存在感の無い、「ただ美しいだけ」のジゼル
を表現したすばるは、一次予選の失敗を払拭する。

そのすばるの踊りに動揺するミンミンの過去が語られていく第6巻。

すばるが一次予選と二次予選で180度違う踊りをしたというのは、ローザンヌ国際バレエコンクールのときと同じ流れ。
同じパターンだとすばるがミンミンたちライバルに圧倒的な力の差を見せつけて優勝ってなるのだけど今回は別の流れになるのか。

一方でミンミンの子供の頃は親元を離れ、厳しいトレーニングを送ることになるとはいえ、家族や友人との関係を見るとすばるより恵まれていると思った。7巻でひっくり返りそうだが（連載では読んでないので続きは知らない）。