ユーザーマニュアル駆動開発

ウォーターフォール開発モデルは、「前工程に不良が無い」ことが前提なので、前提が崩れると計画が遅れていくわけです。特にテスト段階で、実装に失敗しているぐらいならまだしも、要求分析が間違っていたり、甘かったことが発覚したら、一からやり直しで、精神的ダメージは大。
要求分析が正しいのであれば、その段階でユーザーマニュアルは作成できるはずなので、まずユーザーマニュアルを作ってしまい、それを元に開発した方が前工程へ戻ることが減るのではと思う。
曖昧な仕様書ではなく、ユーザーマニュアルの形にしてしまえば、レビューも容易になるので、曖昧さ・矛盾があるものは、その段階で修正される可能性が高い。

書類処理の都合上、アジャイル開発やスパイラル開発が取れないとなると、

1年ぐらい前から実践しているものの、要求分析の不具合は減ったけど、実装ミスとかの不具合が増えて、まだ先は長そう。

でも似たようなことを考える人はいるもんだとGoogleで見ていて関心。