Windows7用のブートマネージャーのVHDネイティブブートが宝の持ち腐れになっている現状。

仕事柄Windows 7RTM版を使ってソフトのテストをやっている最中なので、Windows 7は触る機会が多いのです。
Windows Vistaという、2年9か月のテスト期間を得ているだけあって、かなりいいのは事実。個人的にはstarterでいいのではないかと思ったり。

しかし、一番便利になったのは、ユーザーインターフェイスではなく、仮想環境とブートマネージャーの改善。
Windows 7のブートマネージャーは、VHD形式の仮想ハードディスクからのOSの直接起動(ネイティブ・ブート)をサポートしています。
何がいいかって、ソフトウェアのテストをするときに、事前にテストを行うOSの数だけハードディスクを領域分割する必要がなく、適宜VHDファイルを作っておいて、ブートマネージャーに登録すればいいだけなので、非常に管理が楽なのです。

しかも、Virtual PC等とは違い、リアルPCのハードウェアがダイレクトに使えるのです。

これなら、エディションや言語の数が増え続ける現状に悩まなくても、大丈夫・・・と思ったら、VHD起動対応OSが、

の3種類のみ。
ネットでは、RC版でUltimateしかでてないときの動作報告が中心。
書き方もWindows 7では・・・というものばかりなので、StarterもHome PremiumもProfessionalも動作するかと思い込んでいた。

Windows 7用のVirtual PC BetaでもUSBがまともに使えないという現状があるので、旧OSも含めてVHD起動に対応してほしい。

ネイティブ ブート仮想ハード ディスクとは(MS technet)