ドラゴンボール超 ブロリー

今週のお題「最近見た映画」

ドラゴンボール超 ブロリー

ドラゴンボール超 ブロリー

  • 発売日: 2019/06/05
  • メディア: Prime Video
ブロリー登場の旧作を見てないので、初ブロリーであった。
面白いし、他人にもおすすめできる。
以下、ネタバレありの感想だが、
wikipediaの記事が完全にネタバレなので、「続きを読む」で隠す意味があるのかは疑問である。

構成とか演出の感想

ストーリー展開に無駄はなく(強いていうなら、ピッコロのところへのテレポート~フュージョン成功までの長さぐらい)、グダグダしないで気持ちよく見れる作品である。登場人物も劇場版にありがちな全キャラクター出演みたいなことはなく、必要最低限に絞ってあり、ドラゴンボールの原作やTV版を追っていなくても、初見で楽しめる作品となっている。
宇宙船を始めとするメカの部分がCGになっているのは良いが、鳥山明っぽさが減っている気がした。あと、ブロリーが会話に不自由なので仕方ない演出だったかもしれないが、悟空VSブロリーゴジータVSブロリーのBGMの男性DJっぽいのはいらないと思った。

ブロリーのルーツ~惑星ベジータ消滅の話

鳥山明原作の「DRAGON BALL - 放たれた運命の子供」の一部映像化ということで、それより前に発表された「ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜」ものとはストーリーの細部が異なっている。
カカロット(悟空)が、地球へ行くことになった理由が変更されているので、それに合わせて、ブロリーのルーツが変更されている。ブロリーのルーツ変更は有りだと思うが、
カカロット(悟空)が、地球へ行くことになった理由の変更は、「DRAGON BALL - 放たれた運命の子供」をキチンと映像化しないと理解できないとは思った。
しかし、ラディッツの幼少期はあのキャラクター(中の人が前面に出ちゃった感じ)でいいのだろうか?

ブルマとフリーザドラゴンボールで叶えたい願い

無印の頃からすると、ストーリーが進むに連れて行く願いが大味になりすぎていたので、「5歳ぐらい若がえりたい」とか、「身長を5cm伸ばしたい」ぐらいの願いのほうが丁度良くて好感が持てる。
気になっていたのは、デンデによって願いが最大3つまで叶えられるように強化されたはずのドラゴンボールへの願いが1つだけになっていたこと。ブルマが8ヶ月前から5歳ずつ若くなっていたのだろうか?

フリーザの行動とか

フリーザって気が読めない設定は継続だったのか。
パラガス殺害→ブロリーにボコボコにされるはお約束か。それを見せるための「フュージョンベジータがごねる→失敗2回→名前をゴジータにする」のくだりは長いかも。短くして、惑星ベジータ消滅までの話に時間割いても良かったのではと思った。

チライとラストシーン

歴代ヒロイン(ブルマ、チチ、ビーデル)の要素を足したような良いキャラクターかなと。
ドラゴンボールの願いは、あのまま続けると地球が消滅してフリーザの一人勝ちのような気がしないでもないので、納得感ある。
続編があって、ブロリーとチライがくっつくのなら、ブロリーとチライの子がパンかブラと戦うストーリーがあるかも。