誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 20冊目
誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)
- 作者: ドナルド・A.ノーマン,D.A.ノーマン,野島久雄
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 1990/02/01
- メディア: 単行本
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それまでの第1章から〜第6章までに書いてある、デザインの後ろ側にある認知科学(行動心理学)の知識がこの本にとってのよみどころ。
最初に7章を読んでから、1章から読み直すのがベストの読み方かもしれない。
この本で語られるデザインというのは、目に見える部分、実際に手が触れる部分だけでなく、
- 処理の流れ
- データフロー
- 自動化
- 機能拡張
など目に見えない、見えづらいところまで言及している。
特にこの見えづらい部分のデザインに関しては、自分の中に指針は持っていたけど、自信がなかった。これを読むと正しいところもあったし、誤っていたところ、不足していたところもあった。手元においておきたい1冊。