東大生のノートの中にはキレイなものもある 〜誰も自分のノートを使わない不思議〜

東大生のノートは本当にキレイ? いや、そもそもノートを取ってない(Business Media 誠)

本当に東大生がみんなノートを取るなり、まとめ直すなりの習慣が付いていて、それが美しければ、シケ対(試験対策委員会)のような“伝統的官僚機構”はニーズがない

最後に東大生の名誉のために言っておくと、授業に出なかろうが、シケプリがあろうが、ゼミの選考や就職活動などにおいて学校の成績(試験の点数)がモノを言ってくる。こうした成績による“競争原理”が働いているため、実は多くの東大生は驚くほど勉強しているのだ。

この本を買った人間としては、「あれは、やっぱりごく一部だよな」というのが感想。

自分が通ってた学校では過去問を集めて、頭のいい人間に解かせるぐらいなものだったが、試験対策委員会をきちんと組織して、ハードルを皆で平等に低くして競争しているところに東大生の本当の強さを見た。