壁を感じている人のための、答えを出すためのの入り口みたいな本

思考のボトルネックを解除しよう!

思考のボトルネックを解除しよう!

「最も生産性の低い部分が全体の生産性を決める」ということを思考方法に置き換えて、うまくいっていない部分を鍛えることで個人の能力を上げようという趣旨の本。

  • 知識
  • 選択
  • 生/活力

の3つに分けて、この本では今大半の人が問題になっているであろう知識のボトルネックの解決に内容の半分以上を割いている。

この本で一番好きなのは「3S:Simple-Small-Sustainableのルール」

  1. Simple(単純)であれ
  2. Small(小さく)あれ
  3. Sustainable(永続的)であれ

のルールを著者は生活のルールにしていますが、自分の「選択」のルールに近いので共感が持てる。

自己啓発関連の本、何十冊分のエッセンスがこの1冊に詰め込まれているので、まずこれを読んで、後で参考文献を読めばいいのではないかと思う。

しかし自分としては、「知識」の部分は問題になっていないので、「選択」「生/活力」のボトルネックの部分をもっと知りたかったのでちょっと不満。あと上記の裏返しで、聞いたことある話ばっかりだったので、この手の本を読んでいる人には物足りないと思います。