新時代の課長の技術 「場づくり」リーダーシップ 62冊目

新時代の課長の技術 「場づくり」リーダーシップ

新時代の課長の技術 「場づくり」リーダーシップ

組織作りに関して、よく似た視点でを考えている人がいると思って購入した。

あなたは「偉くなって、その偉さを使わないことがができますか?」
偉さを使わないときに、僕たちはどんなマネジメントができるのでしょうか?
これが、僕たちに突きつけられている最大の問いなのです。

というのが本題になります。
前半は、仕事は楽しいかね?をオマージュしたかのような物語形式になっていて、後半は他の多くのビジネス本と同様、項目立てて書いてあります

リーダーシップというよりは、組織作りの本でマネジメントやコーチングスキル・テクニックの話が中心で、ただ、スキルよりもそれを使うときの心構えのほうが大切と書いてあり、強いて言うならサーバントリーダーシップの新しい解釈だと思う。

テクニックの話に目新しいものはなかったが、心構えに関してはいいことが書いてあったのでメモ。

  • 問題に気づいていないとき、僕たちは大抵、他人のせいにしがちなんだ。
  • 大抵の場合、人の成長は一番最初のステップあたりで止まるものです。
  • どこまで行っても言葉は不完全で、物事の断片を削り取って示せるだけのものです。
  • 言葉は万能ではありません。でも、言葉の限界を理解すれば、その限界を超えるために伝える技術を磨いたり、工夫し始めることができるものです。