新時代の課長の技術 「場づくり」リーダーシップ 62冊目
- 作者: 吉井亮介
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/10/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あなたは「偉くなって、その偉さを使わないことがができますか?」
偉さを使わないときに、僕たちはどんなマネジメントができるのでしょうか?
これが、僕たちに突きつけられている最大の問いなのです。
というのが本題になります。
前半は、仕事は楽しいかね?をオマージュしたかのような物語形式になっていて、後半は他の多くのビジネス本と同様、項目立てて書いてあります
リーダーシップというよりは、組織作りの本でマネジメントやコーチングスキル・テクニックの話が中心で、ただ、スキルよりもそれを使うときの心構えのほうが大切と書いてあり、強いて言うならサーバントリーダーシップの新しい解釈だと思う。
テクニックの話に目新しいものはなかったが、心構えに関してはいいことが書いてあったのでメモ。
- 問題に気づいていないとき、僕たちは大抵、他人のせいにしがちなんだ。
- 大抵の場合、人の成長は一番最初のステップあたりで止まるものです。
- どこまで行っても言葉は不完全で、物事の断片を削り取って示せるだけのものです。
- 言葉は万能ではありません。でも、言葉の限界を理解すれば、その限界を超えるために伝える技術を磨いたり、工夫し始めることができるものです。