プロの課題設定力 59冊目

プロの課題設定力

プロの課題設定力

問題解決力よりも、課題設定力のほうが重要だというコンセプトの元に書かれている本。
自分も、その意見に賛同だし、本もよくまとまっていると思う。

読みどころは第1章、第2章で、著者は「視方」と読んでいる3つの能力

  • 「視座」→誰がどんな目的を達成するための課題なのか
  • 「視野」→どのような範囲と期間で課題を捉えるのか。
  • 「視点」→どのように課題を切り出すのか。

を磨くことが大切。

3章からは、課題の設定方法をいわゆるフレームワークに落とし込んでいるのだが、ちょっと内容が薄いかなと。
線と面の思考術 ワンパターン発想を打破する頭のトレーニング
考具 ―考えるための道具、持っていますか?
考える・まとめる・表現する―アメリカ式「主張の技術」
図解 話さず決める!プレゼン―15秒で納得させる“通る資料”のつくり方
とかと、合わせて読むと理解が深まるかと思う。