虚仮の一念という言葉「プロ棋士の思考術」

プロ棋士の思考術 (PHP新書)

プロ棋士の思考術 (PHP新書)

「大局観と判断力」というサブタイトルに惹かれて買ったものの、それに関しては「好きこそ物の上手なれ」という一言を「8つのK」

  1. 感動
  2. 繰り返し
  3. 根本から考える
  4. 工夫を加える
  5. 感謝
  6. 健康
  7. 根気
  8. 虚仮の一念

に分解して書いてある。1〜7は多くの成功本にも書いてあることで、筆者が書きたかったことは最後の「虚仮の一念」。
超一流の勝負では、執念やハングリー精神という言葉より広い・・いや超えた強い心が必要だというように解釈した。

オリンピックに出るような一流の選手が勝負事に「執念」「ハングリー精神」が足りないから負けるということにイマイチ納得できなかったので新しい言葉というか考え方に触れることができて良かった。