アイデアを出すプロセスの新しい切り口−線と面の思考術 自分の頭で考える道具を手に入れよう−

線と面の思考術 ワンパターン発想を打破する頭のトレーニング

線と面の思考術 ワンパターン発想を打破する頭のトレーニング

この本のアイデアを出す手法に関しては、以前書いた記事に紹介したアイデア本と本質的には変わらないです。
しかし、

「線の思考」は論理と順序
「面の思考」は感覚と瞬間

ということを踏まえさせた上で

線の思考と面の思考をバランスよく使う
面→線→面→線でひらめきをアイデアに変える

という切り口が新しく、おもしろく分かりやすい。
「線の思考」と「面の思考」をどちらを多く使っているかを確認するテストがあるのもいい。
感じていたことだけど、自分は「面の思考」を多く使うので、「線の思考」を使う努力はしないといけないと思った。
イデア本として一番最初に読むのにいいと思いました。

ただ、「自分の頭で考える道具」としては抽象的な感じなので、より具体的には
考具 ―考えるための道具、持っていますか?
という本があるのでこちらを読んだほうがいいと思う。
(大昔に図書館で借りて読んだだけなので、買おうか検討中)