通販で楽器を買うということ

「楽器を買う」それは宝石や車を買うことに匹敵する大きな買い物。
普通のB♭ソプラノ・クラリネットは高くてもせいぜい100万円ぐらい(でも高い)なものですが、フルートでは高級車と同じ値段がすることも。

そんな大きな買い物なので、レッスンの先生に選んでもらったり、自分で試奏して、よく吟味して買うのは当然のことです。

が、行動範囲の楽器屋に欲しい楽器がない場合(私のことですが)では、通販というのも1つの手ではないかと思います。

で、ポイントになるかというと

  1. プロの先生の選定品である。
  2. その先生の仕掛けが自分に近い

1は試奏出来ないとなると、ある程度鳴り、バランス、ピッチが保障される(と考えられる)「**先生選定品」を買うことになるでしょう。楽器はそう頻繁に買い換えるものでもないので、とくに通販で「選定品」を謳っておいてはずれを引かされたら店の信用も落ちると思うので、ひどいのはないはず。ただ、相性がイマイチということがあるわけで・・・・そこで考えたのが2.
2はクラリネットだとマウスピース&リガチャー&リード(&楽器)ということになります。仕掛けが近いということは、そのプロと音色は違っても息の入れ方が近い可能性が高いと考えてもいいのではなかろうかということ。
レッスンに通うとその先生と仕掛けが近くなる(その先生に仕掛けも選定したもらうので当然だが)のと同じようなイメージで考えると納得してもらえるか?

でもそう考えたのは楽器を買ったの話で、選定の証明書の写真を見たら同じリガチャーだった(と信じたい)。地方にいると使っている人がめずらしいので。

そして今日たまたま見つけた自然にやさしい楽器素材 グリーンライン 日本で広まるの記事。
私の楽器はN饗の松本先生の選定品だったのですが、外国の記事にコメントを出してるぐらいなので、グリーンラインに関して何か熱い思いがあるに違いない。
結果的に楽器に求めるものも近かったということでよい買い物になりました。

ということで、めぐり合わせが良かったと感じたので後付けでいい理由を頑張って探したわけですが、外れてた場合は「通販で楽器を買うな」という理由が、より多くの後付け参照記事で製作されるのだろうと思った。