訳あり悪役令嬢は、婚約破棄後の人生を自由に生きる3 (レジーナCOMICS)

最新刊のkindle版が21日ダウンロード開始になったので、購入。
1~2巻までの感想(ネタバレあり)

以下、ネタバレありの感想(ただし、原作小説は読んでいない。)
前巻の最後は、レティシアは倒れて死んだ描写になっていたが、実態としては、
流行り病の問題は解決したが、レティシア自身が政敵からの目がキツくなったので、パーティで倒れたことを利用し、死んだことにして隣国(エードルンド)に逃げて、レティという偽名で暮らしていた。
実家からの支援は家を購入するときだけのようで、それ以降は自力で生計を立て、命を狙われないように徹底ぶりである。その代わり、ぐーたら生活はお預け状態となっている。

エードルンドはアレンフラールが舞台となっていた乙女ゲームの、続編の舞台ということで、新しいライバルヒロインのステファニーが転生者のようだ。
ステファニーが、家(とクロード)を手に入れるためにクロードの正体を隣国(アレンフラール)の王子と見破った上で、自国(エードルンド)の第一王子(と軍隊)を動かしたのがどうなるか。
レティシアも公爵令嬢で宰相の娘かつアレンフラールでは女神扱いされている要人だから、第一王子のやっていることは、アレンフラールとの不可侵条約破棄→戦争に繋がりそう。
下手すると家もクロードも手に入らない(あるいはゲームのような出会いもなくなる)リスクがあるわけで、それを今後どういうふうに回収していくのかが楽しみである。

あと、自分の気持ちに気づいたクロードとレティシアの関係がどう変化するかも楽しみである。

例によって、作品には文句ないのだが、
電子書籍の配信開始が1ヶ月近く遅いのは商売上の戦術もあるから仕方ないと思うが、電子書籍の予約開始が配信開始の2日前にする意味はないと思うので、紙コミック発売日ぐらいには予約開始にしてほしいと思う。