手元にあるオーディオテクニカのヘッドホンのATH-T400は締め付けが痛いということで、新しいヘッドホンを探した。
選ぶにあたって気にしていたのは、下記の動画を参考に、
- 音圧感度が120dBに近いもの、かつATH-T400より高いこと、
- 再生周波数はATH-T400と同等以上、できればハイレゾ対応
- なるべく安価なもの
ということで、OneOdio Pro50を選んだ。条件1を満たすのが結構難しい。
カタログスペック比較
OneOdio Pro50 | ATH-T400 | |
---|---|---|
形式 | 密閉ダイナミック型 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー | φ50mm NdFeB磁石 | φ53mm |
音圧感度 | 118±3dB | 105dB |
再生周波数 | 20~40,000Hz | 15~23,000Hz |
インピーダンス | 32Ω | 40Ω |
最大入力 | 1,600mW | 1,600mW |
質量 | 記載なし | 約260g(コード除く) |
OneOdio Pro50の音圧感度は取説だと上記のとおりだが、製品HPだと110±3dBでどちらが正しいのだろうか?
いずれにしてもATH-T400より高い。
感想(ATH-T400との比較)
音圧感度高く、インピーダンスが低いからか、小さい音がよく聴こえる。
スピーカーやATH-T400では気づかなかった、メインメロディに対するハモリやクラリネットやバスクラリネットのキーノイズや、ブレス音もよく分かる。
芯がある音、輪郭がはっきりする、音の粒がはっきりする聴こえ方をする。ATH-T400と比べると残響が少なくなったと感じる(訂正:残響に関しては音源によっては増えたと感じるものもありました)。音の定位は分かりやすくなった。
低音域から高音域までフラットに聴こえる。ATH-T400と比べると中音域(特に女性ボーカルの音域)が鳴りづらく、低音域と高音域が強調された感じになる。
以上の感想は、ピンクノイズを8時間ほど鳴らしてエージングしてからのもの。
エージングしないとドンシャリで中音域が埋もれて、音の輪郭が埋もれて聞き取りづらかった。
エージングはおまじないみたいなものだと思っていたけど、OneOdio Pro50に関してはエージングをやってよかったと断言できる。
装着感は締め付けは痛くないが、ATH-T400より少し重量的に重い印象だが、長時間つけても苦にならない。
コスパ良く、買って良かったと思いました。