現実主義勇者の王国再建記12【ネタバレあり】

原作小説。
10巻~11巻は内政中心だったのが、12巻は外交メインの話。
9巻の第七章「諸国の動静」で、オーエンとヘルマンが傭兵国家ゼムの兵士から受け取った書状が発端となり、ソーマがゼムへ赴くのが今回のストーリー。
表紙にもなっている、ゲオルグ・カーマインの娘、ミオ・カーマインが今回の話の中心。以下、ネタバレありの感想
1週間戦争(ゲオルグ&カストールとの内戦→アミドニア戦)終結までに発生した内憂は、今回で駆逐した(はず)。
その代わり、外患は増えた(増やされた?)。裏を返せは王国内部は安定しているとも言えるが。
外交そのものよりも登場人物が何を考えて、どう行動したかの描写は面白い。
web版を読んでいないが、ゼム王ギムバールも武闘派だが脳筋ではなく、国家の成り立ちや地政学的なことを考慮すると今後の外交面での登場が増えそうで楽しみである。
筆跡鑑定のくだりは、インクや紙は新しいはずだから1回目の筆跡鑑定で気づく人はいるだろうと思った。
あと、ナデンの私物の簡易受信機(帝国の放送が見れるやつ)の行方が分かったのが個人的には嬉しかった。