やっぱり素材だ!Woodstone KODAMA リガチャー (ベークラ&バスクラ)レビュー その1

バスクラリガチャーもクラと同じWoodstone ハンドメイドリガチャー 総銀製にしようと思っていたものの、発売されていない。

前から気になっていたけど手をつけていなかった木製リガチャーKODAMAにはバスクラ用がある。

ということで、思い切って通販で買いました。試奏をしに行く交通費でバスクラとベークラ両方買うことに。

母校のOB会の合奏が11日にあり、そこでまずバスクラを投入。本日調整に出したベークラが戻ってきたので投入。

感想としてはベークラ、バスクラ共通で

  1. 輪郭が明確で、響きを内包した音
  2. 反応◎
  3. 息が良く入るけどコントロールも容易
  4. ESM木製とは相性悪い?

1は金属製の特徴である倍音成分がたくさん含まれた明るい音でもなく、皮の特徴の倍音成分が抑制された素朴な音でもありませんでした。
明るく聴こえるけども、金属のように芯があり、響きが広がるというより、皮製のようにある枠があるんだけども、そのなかに響きがあるという感じでした。新しい感覚です。

2はタンギングしてから音になるまでが早い!総銀製に負けてないです。

3は構造的にブランチャーのリガチャーや、昔のOperaリガチャーと同じなので息を入れた分だけ音に変換されるので、表情はつけやすいです。1にも書きましたが輪郭がある音なので大音量で吹いてもまとまりのある音のままなのが良いです。

4はESM木製の径が太いのかルピックのようにヒールが厚いリードだと装着しづらい(総銀製もそうだったけど)。

1で述べた感覚が金属や皮とまったく違うので導入には躊躇する方が結構いる気がするこのリガチャー
個人的にはその1が求めていた、まさにその音なので良い買い物をしたと感じています。
写真はまた今度〜